「お客さんは結構来てくれるのに
売上があまり上がらないです」
占い師として活動している人から
たまにそんな相談を受けることがありますが、
その原因のほとんどはこれです。
それは、
「バックエンド商品」がない
ということです。
バックエンド商品とは
日本語で「収益商品」とも言いますが、
その名の通り利益を生み出す商品のことです。
「え?じゃあ、利益を生まない商品もあるの?」
と思われるかもしれませんが、
もちろん、あります。
それが、
「フロントエンド商品」です。
フロントエンド商品の役割は
「新規のお客様を獲得すること」です。
なので、簡単に言うと、、、
1)まずは、価格の安い
フロントエンド商品で新規のお客様を獲得し
2)そのお客様により高額な
バックエンド商品を買っていただくことで利益を出す
というのがビジネスモデルの王道のパターンです。
知らない人にいきなり高額商品を
買ってもらうのはかなりハードルが高いものですが、
低価格の商品であれば買ってもらいやすくなりますし、
一度お客様になって信頼関係が築けると
高額の商品も買ってもらいやすくなる
というわけです。
もちろん、占い鑑定でも同じことができます。
例えば、数千円の姓名判断で新規客を獲得し、
鑑定後に改名などのより高額な
サービスを紹介するといった具合です。
ところが、このバックエンド商品を
用意していない占い師が意外に多いのです。
そして、バックエンド商品があるとないとでは
天と地ほどの差が生まれます。
例えば、一回5,000円の姓名判断を
1ヶ月で10名のお客様に提供したとしましょう。
これだけだと、5万円の
売上にしかなりませんよね?
でも、姓名判断のバックエンド商品に
10万円の改名サービスを
用意していたらどうでしょう?
10名の新規客のうち3名が
改名サービスに申し込んでくれれば、、、
5,000円 x 10 = 5万円
+
10万円 x 3 = 30万円
=35万円
といったように、
バックエンド商品があるのとないのとでは
売上に30万円もの差が生まれることになるのです。
重要なポイントは
占い師としてデビューした時に
いたずらに新規客を集めるのではなく
まずは、フロントエンド→バックエンドの
ビジネスモデルをしっかり作っておくことです。
そうすれば、新規客を増やせば増やすほど
売上はどんどん伸びるようになりますし、
利益が十分に出ることがわかっていれば
広告費もかけやすくなります。
というわけで、もしあなたが
占い師を目指すなら
このビジネスモデルを最初に
しっかり作っておくことをお勧めします。
それでは、また。
油井秀允