先日、うちの受講生と
面談をした時のこと。
いつもは明るい彼女が
その日は何やら
ひどく落ち込んでいるようでした。
「どうしたんですか?何かあったんですか?」
心配して声をかけた私に、
彼女は涙ながらにこう訴えてきました。
「先生!
自分で自分の名前を占ってみたら
すごく悪い結果が出たんです!!
どうしたらいいですか?」
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いやいやいや!
あなた占い師を目指してるんでしょ!!
占い師が占いに翻弄されてどうすんの!?
あまりの衝撃に、思わず
そのまま口に出してしまいました^^;
でも、そうだと思いませんか?
占い師って、鑑定結果をもとに
相談者の人生がより良くなるための
アドバイスをする仕事ですよ?
そりゃあ、運気には
良い時も悪い時もあります。
でもそれは、良い時にやるべきことと
悪い時にやるべきことが違うだけの話です。
天気予報を見て雨が降りそうだとわかったら
傘を持って行けばいいだけの話です。
雨が降りそうだからと言って
家に閉じこもって一人で泣いてたって
現実は何も変わりませんよ。
もっと言うなら、
占い師が落ち込んでたら
誰も相談になんて来ません。
考えてもみてください。
相談者って何らかの
悩みを抱えて相談に来るんですよ?
落ち込んでいる場合だって少なくありません。
その相談者に、
「あの、、、
私より元気ないんですけど大丈夫ですか?」
なんて、逆に心配されてどーするんですか。。
もしあなたが相談者なら、
自分より落ち込んでいる人に
悩みを相談しますか?
自分で運気をコントロールできない占い師に
占ってもらおうと思いますか?
結局ですね、占い師になれない人って
いつまで経っても視点が
相談者のままなんですよ。
だから、リサーチのために
他の占い師に鑑定してもらっても
一喜一憂するだけで帰ってくる。
あるいは、単なる感想しか言えない。
そうではなく、
「この占い師と私の違いは何だろう?」
「私だったらどう鑑定するだろう?」
そういう視点で考えるのが占い師です。
重要なことなので
もう一度言います。
占い師なら運気に翻弄されるのではなく
運気をコントロールできるようになりなさい!
そして、相談者の人生がより良くなるための
アドバイスをしなさい!
以上!!
油井秀允
P.S.
あ、私、いつもはそんなに厳しくないですよ。
受講生には「仏の油井」って言われてますから^^;