姓名判断鑑定家の油井秀允です。
鑑定をしていると結構いただく質問があります。
その内容について、今回はシェアしたいと思います。
占い師で成功する人ってどういう人?
このような質問を結構いただきます。
「占い師で成功する人ってどういう人ですか?」
「私、占い好きなんですけど、占い師になれますか?」
みなさん、これらの質問いついてどう思いますか?
実際に、占い師はどういう人が成功するか考えてみると、やっぱり占い好きな人が成功するんじゃないかと思う方も多いのではないでしょうか。
いきなりですが、答えをいいます。
それ、ハズレです。
それを聞いて、『え!!どういう人が成功するの?』と思いませんでしたか。
ということで、今回は占いが好きな人は占い師として成功しない!?というポイントをもとに、どのような人が成功するのかというテーマについてお話しをしていきます。
占いが好きな人は占い師としては成功しない2つの理由
占いが好きだからといって、占い師で成功はできません。
むしろ上手くいかないというケースのほうが多いのです。
これには理由があります。
ちなみにですが、私が占い師になった頃、実はそれほど占いに興味がありませんでした。
じゃあ何で占い師になったのかって、普通は思いますよね。
まず占いが好きなので占い師になろうと思う人、世の中には沢山いると思うのですが、別に占いが好きだっていうことに関しては、悪くはありません。
ただ、占いが好きだからといって占い師として成功するかといえば、話は変わってきます。
まず1つ目の理由ですが、占いが好きな人の占いに対する視点が占い師ではなく相談者の視点になってしまうということです。
占いが好きな人は、だいたい色々な占い師の先生に診てもらっています。
これまでに、色々な占術で鑑定を受けているのです。
この先生凄かった、あの先生凄かった、この先生駄目だった、当たらなかった・・・。
占い好きの方は、そのような話をする方が多いと思うのですが、その感覚が占い師としては駄目なのです。
その感覚が成功しない理由なのです。
何が言いたいのかというと、占いが当たる・当たらないという視点は、相談者側の視点だということなのです。
この当たる・当たらないの視点は、占い師の視点ではなく、鑑定を受ける相談者の視点だということになります。
相談者の視点でいると、占い結果に一喜一憂してしまいます。
占い師がその視点だと、相談者の悩みではなく、ただ占いの結果に左右されているだけの状態になっているということなのです。
そんなこと言うと、占い師は占い結果にこだわらなくていいのかという話になるのですが、そういう話ではないのです。
ただ、一言で言えば、プロの占い師は当たるのは当たり前。
例えば私が鑑定をして、「油井先生ってほんと当たりますよね」って言われますが、そんなの当たって当然ということなのです。
プロの占い師なんですよ。
なので結果に一喜一憂してしまうということが問題だという話しなのです。
占いというのは皆さんご存知のように、占いという占術を用いて、相談者の悩みを解決することがお仕事なわけです。
ということは、占いの占術から相談者の悩みの解決策を導いているわけですよ。
これ重要なポイントです。
占い師は、この占術から見た答え、これを相談者にしっかり伝えるわけです。
これが占いの好きな人が占いをすると、なかなか伝えられない。
なぜかというと、どうしても当たりはずれに意識がいってしまっているので、相談者の顔を見て回答を変えてしまう場合があるのです。
例えば占術で導きだされた答えがこういう答えだなと確認し、悩みに対して伝えたことに対し、相談者がいやそれはちょっと、うん?というような態度をとったとします。
自分の相談者としての経験から、外れてるの?間違ってんの? 違うの?っていう自分の出した答えに対し当たっていないという不安・怖さから、その占術から導いた答えを変えてしまうのです。
それをする人が実は本当に多いんですよ。
これ、変えちゃ駄目なんです。
プロの占い師というのは、占術から見た答えは絶対変えちゃいけません。
でも、相談者との話しの流れによって、方向性は変わるかもしれません。
自身が出した答えと相談者の話しから、相談者へのアドバイスの方向性は変わるかもしれないんですが、答えそのものは変えちゃいけないんですよ。
例えば私がこういう答えですと言っても、受け入れるのはあくまで相談者です。
相談者側としては、今回はこの油井先生の答えではなくて、私の違う答えでいきますね、というのは有りなんです。
でも占い師としては、自分自身の占術から導いた答えは変えてはいけない。
その方向性に対して、答えからのアドバイスをするということになるのです。
本当にこれは凄く重要なことになります。
まとめると、顔色だけで当たりはずれを意識してしまうというのは、凄く駄目なことなんですよということになります。
占い好きな方でもこの相談者視点を捨て、占い師視点を意識してやるということが、凄く重要になります。
もう一つの理由、それは占術の選び方
もうひとつの理由は占術の選び方になります。
占いが好きな人は、自分が占いを受けに行った時に一番当たっていた占術を、自分の占いの占術として選びがちになります。
別にそのようにして占術を選んではいけないというわけではないのですが、一番重要なのは、市場を見ることが凄く大事だということなのです。
占いというのはどういう市場で、相談者というのはどういう悩みを抱えているのか、それをどういう占術で解決したいと思っているか、これらのポイントが凄く大事なのです。
その市場に対するポイントを押さえることで、占い師の地位や立場が上がっていくようになります。
占い好きの相談者視点では成功しないと気付くこと
今回占い好きが占い師としては成功しない、そのポイントについてご紹介しました。
占いが好きだというところで、占いを職業にしてしまうと、実は全く視点が違いますよということでした。
この視点の違いを皆さんに気付いて頂けたら嬉しいなと思います。
動画でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。